ビルの電気設備の保守・メンテナンス(芦池ビルディング様)

2020年12月07日

株式会社 芦池ビルディング 支配人 古川 康平 様

工事内容:キュービクル工事・幹線工事・照明工事
事例のポイント:入念な現場確認、ひと声が当たり前の安心を届ける

戦前より貸しビル業を営んでおられ、1948年に株式会社 芦池ビルディング様となり、現在まで72年の長い歴史をお持ちになられます。昭和、平成と激動の時代をくぐり抜けてこられました。今も変わらずお元気に仕事に精を出される芦池ビルディングの支配人 古川様にお話を伺いました。

芦池ビルディング様のことについて、教えて下さい

古川さま:創業は戦前からなんで……株式会社芦池ビルディングになったのは昭和23年なんで、今年(2020年現在)で72年になりますね。ずっと貸しビル業としてやっていて、古いビルをリニューアルというのも常にやっているんです。例えば、トイレから始まって、空調は個別になって、電気屋さんに関しては電気室も古なってくるとやり直す。前はLEDとか、今は空調を取り換えてるからその中で電気もどこまでやるかとか、そういうなことを常にやっているんですよ。

どのような理由で、SAITOを選ばれたのですか?

古川さま:元々、建築屋さんが第2ビルを建てたときに、そこにSAITOさんが入っていたので、それからずっと付き合ってるという感じです。ただ、建てたところでも空調屋さんは変えました。

貸しビル屋っていうのは、誰でもいいってわけじゃないですけど、○○が造ろうが□□が造ろうが、建築屋さんのことは大して気にならないんです。
我々は引渡しを受けてからが仕事なので、なにかあった時にすぐ対処してくれる電気屋さんと付き合うことのほうが大事なんです。

空調屋さんを変えたっていうのは、どれだけ大手であれ、対応してほしいときに対応してくれなけば、付き合ってはいられないからです。だからそこに満足してる限りは、色々な会社に相見積を取って……というようなことは今までないんです。工事費というのは1回きりのことなんで。

景気が悪くて、見積を見て、今回じゃどうしようか?みたいなことはありますが、「安いから今回はAさん、次回もっと安いからCさんで」ということではないんです。

いかに何かがあった時にすぐテナントのところに顔見せてくれるか、顔を見せてくれてただけで、テナントは、「あっ!やってくれてる。」と思うわけです。すぐに見に来てもらって、「じゃあ、こういうことでやります!」と言ってもらえるだけで安心なんですよ。

それをしてくれるSAITOさんだから、今もずっとお付き合いをさせてもらっているというわけです。

スピード感以外で重要視していることはありますか?

古川さま:ふたつあって、ひとつは「信頼感」です。

どれだけお金かけても、テナントにはわかりません。
例えば電気室の工事をやりました、って1,000万円かけても、テナントはなにも変わらない。そういう意味では、ビルを貸す側の立場としてはとにかく事故起こさない業者さんということが最重要です。というかそれしかないんです。
お金払いました。事故起こしました。ビルには何1つとしていいことがありませんでした。テナントさんも喜びもしませんでした。というのはしょうがないわけで。

その意味で信用に足る業者さんというのは、やっぱり歴史があります。
電気屋さんが長い間やってるということは、それなりに場数を踏んでいるっていうことです。だからそういうことは見ますし、任せられる。
だからそこは会社をコロコロ変えるっていうのはないですね。

お金じゃなくて信頼感です。

古川さま:もうひとつは、いつも同じ顔ぶれが来るかどうかです。

実際のところ、職人さんにはある程度チームがあるでしょ?それで朗らかに仕事する。これはほんと大事なんですよ。なんかおもしろくなさそうに仕事をされたらこっちも嫌ですよね。SAITOさんはそういうことはない。

だいたい職人さんもよく喋ってくれますし、職人さんは無口っていうのは、あれは嘘や(笑)
大概、ちゃんと仕事する人は話もちゃんとできる。それは電気屋に限らずです。

楽しそうにやってるということは、良い会社なんじゃないか?と思います。
それと、やっぱり顔ぶれが変わらないというのはそんなに不満がないからしょう?
そういうところから見えてくるわけで、「これはブラックではないな~」とかいうのが、見えないところから感じるところがあるんですよ。

SAITOへのご意見・ご要望がありましたら
お聞かせください。

古川さま:あんまりないかな~。お互い変わってないと思いますから。

電話かけても、長い付き合いがあると、「あ、あれか」っていうのでわかるわけでしょ?SAITOさんもよくわかってくれてますから、密に連絡も取りやすいです。

これからも今まで通り続けてもらえるのが、1番の要望です。

(弊社スタッフ:だから、お付き合いが長い分、阿吽の呼吸というかスムーズにことが進むということですか?)

古川さま:そう。でもね、それだけではなく、SAITOさんは必ず見に来る。それがやっぱり、事故につながらないっていうところだと、僕はそう思うんです。

僕らでも、どんな仕事でもなんでもそうですけど、慣れてくると「もうええやろ」と気が緩む。大体そこで、「あっ、あかん」って思うでしょ?だから工事というのは常に現場確認。僕はそれは非常に大事なことだと思います。だから必ず現場見に来る。
そういうところが安心なんだと思います。

古川様、ありがとうございました!
インタビューをしていく中で、わたくしたちが毎日、仕事をするなかで大切なことを改めて教えていただいた気がします。ただ、仕事するだけでなく朗らかに、楽しく仕事をする。楽しんでないといい仕事はできないと。忙しさ故に忘れがちな初心を思い出させていただきました。

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